自由と個性を活かし沖縄から介護業界のイメージを変えたい!こんにちはこんばんは!沖縄県の中部地区宜野湾市にある介護施設さんだん花(サンダンカ)の社長の天願です。宜野湾市の介護施設さんだん花は、その花のように一人一人が家族のような温もりで寄り添い、支え合い、力を合わせ宜野湾から嘉手納エリアで地域に根ざした介護事業・サービスを展開しています。

今回は、私の祖父のお話。

今年に入ってから、96歳になる祖父を私達さんだん花グループにお迎えしました。宜野湾市宇治泊の介護施設さんだん花ガーデンのサービス付き高齢者向け住宅です。

オジィは昔から新しいことにチャレンジするのが好きで、パソコンも自宅で一から独学でマスターするし、85歳くらいまでボーリングを趣味として、全国各地に遠征もしていました。またお酒やカラオケも楽しみの一つ。

そんなオジィもコロナ禍で自宅から出る機会を失い、足腰も弱まり、日中も寝てばかり。廃用症候群寸前でした。

廃用症候群とは、歩けない、立ち上がれないなどの症状で移動するときに急に体が動かなくなったりします。そうなると日常生活の食事やトイレ、入浴などが途端に難しくなります。

親戚の叔父さんたちも、尊敬する父の弱っていく姿に不安が増し、久しぶりに会った時は笑顔が消えていつもの親父ギャグも出ませんでした。親族みんなが不安げな表情。そんな空気を察知してなのか、オジィは「しょうこ、老いては子に従え、まずはやってみよう!しょうこの介護施設に行ってみたい。」と言われました。その瞬間、私は背筋がピンと伸びました。こんなに長生きしてきた96歳が頑固になるどころか、まずはやってみよう!のチャレンジ精神を持っていた思いもよらず、心が震えました。

よっしゃ!の気合いと共に、まずは介護施設に行くためには外に出かけるための移動手段である車椅子に乗ることを受け入れて貰わなければ。。。断固として乗らなかった車椅子に乗ってもらうことからです。

「オジィ〜みんな、これからも長生きしてほしいと思っているよ!今年はカジマヤーだよ!元気にみんなでお祝いできるためには、安全第一。転倒して寝たきりになったら元もこもないからね。こんなにしっかり96歳まで生きてきて恥ずかしいことはないから、王様のイスと思って堂々と安全のために車椅子に乗ってちょうだい」と伝えたところ、これまで杖や車椅子に拒否があったとは思えないほどすんなり了承してくれました。

案外、孫効果かもしれませんね。そして、『車椅子は王様のイス』このワードも効果あったかもしれません。

『家族のような温もりあるケア』を理念の一つとしてやってきましたが、オジィがサービス付き高齢者向け住宅さんだん花ガーデンに入所する当日、私がこれまで続けてきた実践を試されているような、かつてない緊張感がありました。亡き母の療養中からずっと二人三脚でさんだん花の理念を実践し続けてくれているベテラン職員たちの協力、社長という役割を理解しつつ身近な存在としてコミュケーションしてくれる若手職員たち、そして思いやりに溢れる親族や従兄弟たち、みんなが協力してくださり本当に感謝連続の6ヶ月でした。

誰かの笑顔のためにみんなが程よい距離感で支え合う。福祉の原点を実感し、改めてこれまでの理念を曲げることなくブラッシュアップしていきたいと思います。

写真は、天願家3世代の大好きなオジィと父と従兄との写真。私が最も尊敬するお三方が揃った時☆☆☆

サービス付き高齢者向け住宅やグループホームへの入居、介護保険サービスのことなら 宜野湾市介護施設『さんだん花』(サンダンカ)へ! いつでもご相談ください。

さんだん花 大山 宇治泊 嘉手納

沖縄県宜野湾市宇地泊2丁目23−15 さんだん花ガーデン(サンダンカガーデン)