はいさい、ケアマネおぐりしゅんやいびん
「自分で買い物したい、自由に外出したい」Mさん
Mさんは後遺症で体に麻痺が残りながらも一人暮らしを続けている
自身でネットスーパーも利用して買い物もしているが、ネットスーパーに無い商品や自分で選んで買いたいものがある
自分で選んで買う・・・とても大事なことです
今までは家族からプレゼントされた自走式車いすで買い物に行くのですが・・・
今はなんせこの暑さ・・・命のかかわるのではと思ってしまうくらいです
自宅から車いすを自走して買いものして帰る
この炎天下の中の路上の車いす操作
麻痺が無くても重労働、麻痺がある人にとっては非常に過酷な状況です
スーパーまで片道600ⅿ、帰りは買い物荷物を載せて車いすを漕ぐ
1.2㎞の過酷な旅です(3時間もかかるとか) 健常者が歩いてもきついです
過去にケアマネから何度も電動車いすやヘルパーによる買い物を打診したことがありましたが頑なに拒んでいた それくらいストイックなMさん
でもさすがにこの暑さ
「もうだめだ・・買い物は陽の傾いた夕方にしてもきつい、そのうち倒れそう」と電動車いすを希望
さらに行きつけのスーパーが7月で閉店 8月からさらに遠くのスーパーに行かないといけない・・
「今から電動車いすに慣れておきたい」
(家族にも了承をとって)
本人、ケアマネ、リハビリ担当、福祉用具担当でプチ担当者会議
電動車いす導入について制度的な給付制限のこと、軽度要介護者福祉用具貸与のこと、保管場所、事務手続きや試乗テスト、動線チェック、主治医へ同意、行政への承認手続き、など工程について説明
それらのスケジュール感について説明とコンセンサスをとる
試乗日
ドアの開け閉めなど含め玄関の出入りが1番課題でした
歩道、横断歩道、ちょっとした段差の越えかた、スーパー内での操作、商品の取り方、買い物かごの使い方、レジ、などなど
それらの状況下での速度設定の判断と操作もチェック
帰路では同じ電動車いすの方とすれ違い、挨拶とアドバイスと激励をもらいました(^^)/
あと2回ほどテストをして合格したら手続き開始します(合格のていで並行して準備中)
自分で自由に買い物、外出が出来るようになってほしい
身体が不自由でも普通のことが安全に普通に参加できる社会
Mさんの望む暮らしの実現にむけた支援を行うにあたり普段気づかないことや普段見えてない景色を見ました
サトウ株式会社 町田さん暑い中ありがとうございました(^_-)-☆